格安SIMの不安や疑問を解決
毎月の携帯料金が安くなることで評判のいい格安SIMですが、いいことだらけのように見えて実はデメリットも存在します。
ここでは契約後に後悔しないためにも格安SIMのデメリットについてご紹介します。
まだまだ不安だな~という方も、きちんと理解すれば格安SIMは決して怖くありません。うまく使っていく事が大事です。
★毎月の料金支払いはクレジットカード決済のみ講座引き落としはないの?
格安SIMの料金の支払いには多くの場合クレジットカードが必要です。
クレジットカードを持てない学生さんや現金主義の方などは格安SIMを契約したくても出来ないことがあります。
mineo(マイネオ)やマインモバイル
など、一部のデビットカードやデビットカード、バンドルカード、口座振替に対応している事業者も存在しますが、
あまり数は多くありません。
格安SIMを検討している方はクレジットカードを作っておいたほうが無難です。ポイントも貯まるのでお得ですし引落される口座も一緒ですから。
格安SIMを使うためのポイントその1:クレジットカードorバンドルカードorデビットカードを用意する
●口座振替に対応している格安SIM
●デビットカードに対応している格安SIM
※一部のデビットカードは利用できません
・バンドルカードに対応している格安SIM
★数日使えない期間がでる即日発行できる格安SIM会社だったらOK!
キャリアから格安SIMへMNPするとき、MNP転入の申し込みをしてから数日間、電話が一切使えないという欠点があります。
具体的には格安SIMの手続きが完了したタイミングで手元にある乗り換え前のSIMが繋がらなくなり、そこから新しいSIMカードが届くまでは電話の受発信が行えません。
手元にすぐに格安SIMがあるのであればそんな問題も簡単に解決!
最近ではSIMカードが届いたらウェブ上で回線切替手続きを行えるSIMも増えているので、
電話をよく使う方は即日開通できるSIMを選びましょう。
格安SIMを使うためのポイントその2:即日開通に対応した格安SIMを選ぶ
・即日開通可能な格安SIM
★キャリアが提供するサービスが使えない
格安SIMはキャリアで提供されているサービスが使えません。
格安SIMはドコモやauのネットワークを利用しているものですが、運営している会社は大元のキャリアとは別会社のためです。
徐々に普及し始めている「dポイント」や「au WALLETポイント」はドコモやau回線と紐付いているため、乗り換えたタイミングでポイントが失効されてしまいます。
(ただしdアカウントの継続利用手続きをすればdポイントは失効されません。)
また、毎月の携帯料金と合算して支払い可能なキャリア決済。
有料アプリの購入や課金に使える便利なサービスとあって利用者も多いと思いますが、格安SIMではキャリア決済も使えなくなります。
格安SIMへ乗り換えたあとはクレジットカードやiTunesカード・Google Playギフトカードなどのプリペイドカードを使ってチャージする必要があります。
要はお金の流れが変わるだけで課金には変わりはありませんのでキャリア決済も問題なく使えます。
引き落とし場所が変わるだけです。全く問題ないかと思います。
また、コンテンツの紐付けに使うドコモの「docomo ID」の取得はできます。
そのため、格安SIMに乗り換えてもdビデオやdアニメストアなどの有料の映像コンテンツなどを引き続き楽しめます。
また気づかないうちに貯まっているキャリアのポイント
コンビニや鉄道系の電子マネー、Tポイントカード、クレジットカードなどのポイントは、日常的に利用することが多いため、意識してポイントを貯めたり、必要に応じてポイントを使う方が多いと思います。
一方で、キャリアのポイントはあまり使う機会がなく、気づいたらたくさんポイントがたまっているということも。
このキャリアのポイント、実はスーパーやコンビニでも利用できることをご存知でしたか?
また、解約と同時にポイントは消滅すると思いがちですが、実は解約後でも手続きをすれば、日常のショッピングなどでポイントを利用することができるんです!
docomoのdポイントを解約後も使う方法やオススメの使い方が
dポイントは格安SIM乗り換え後も使える!でもどこで使えるの?
dポイントはdocomoから格安SIMに乗り換えても利用することができます。
格安SIMに乗り換える前に、通信費の支払い時や、ドコモショップでスマホカバーなどを購入するなど、
ポイントを使い切ってしまっても構いませんが、docomoを解約してもそのまま継続してポイントを貯めたり、使ったりすることもできるんです。
格安SIMに乗り換えた後にdポイントを使える主な店舗には次のようなものがあります。
dポイントが使える主な店舗
- ローソン、ローソンストア100
- マクドナルド
- メガネスーパー
- 東急ハンズ(新宿店、渋谷店、池袋店、梅田店、博多店)
- 高島屋
- タワーレコード
- サンマルクカフェ
- nojimaなど
ほか、ABCマートや無印良品のネットショップなどでも利用可能です。
docomo解約後も継続してdポイントを使うには?
dポイントを店舗で使うためには、dポイントカードの登録が必要ですが、解約前に登録していなくても心配はいりません。
dポイントカードの登録は、docomoを解約した後でもdアカウントの継続手続きをすれば利用可能です。
dアカウントの継続手続き方法
dアカウントの継続手続きは、Yahoo! JAPAN、Google+、Twitter、Facebook、mixiなどのSNSアカウントを使って行います。
SNSアカウントを持っていない場合は、メールアドレスでも手続き可能です。
※ID登録にdocomoのメールアドレスを使っていない
(任意のIDを使っている)場合は、キャリアを乗り換えても継続手続きを行う必要はありません。
ちなみにdocomo契約中は、継続手続きはできません。
継続手続きはdocomoからの乗り換えが済んでから行いましょう。
手続きの際には、docomo IDとdアカウント用に使用するメールアドレスをご用意くださいね。
乗り換え後に継続手続きをするのが面倒くさいという方は、契約中に登録IDをdocomoのメールアドレスから任意のメールアドレスに変えてしまえばOKです。
dポイントカードを持っていない場合は登録が必要
dアカウントの継続手続きが済んだら次はdポイントカードの登録です。
dポイントカードに登録するには、さきほど挙げたdポイントが使える店舗に置かれているdポイントカードをもらってきて登録する方法と
docomoのd POINT CLUBで登録する方法があります。
どちらかやりやすい方法で登録しましょう。
2018年4月からはd払いでdポイントの利用も
docomoは2018年4月から新たなスマホ決済サービス「d払い」を開始します。
このサービスはスマホアプリを使って支払いができるもので、docomoユーザであれば通信費と合算で決済されます。
またdocomoユーザ以外であれば、Visa、Mastercardのクレジットカードを登録することで、クレジットカード払いが可能になるなど、
今以上にdポイントを有効に使えるサービスです。
dポイントを活用して、無駄なくおトクに格安SIMに乗り換えちゃいましょう!
格安SIMを使うためのポイントその3:キャリアポイントも上手く使う
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キャリアが提供するコンテンツの中でも利用者の多い「キャリアメール」は使えなくなると困る方も多いのではないでしょうか。
キャリアメールとは「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」といったメールアドレスのことで、
格安SIMに乗り換えると、これらのキャリアメールも使えなくなってしまいます。
代替サービスとして、GmailやiCloudなどのフリーメールや、格安SIMが提供する独自のメールサービスを利用しましょう。
GmailであればGoogleアカウントがあればすぐに使えるのでおすすめです。
格安SIMを使うためのポイントその4:フリーメールや格安SIMのメールサービスを利用する
迷惑メールはキャリアメール以外の送り先から届くことが多いので、
今でもブロックしている人が多くいます。正しく届くようにするには、迷惑メールのブロックを解除してもらうか、メールアドレスを除外設定してもらう必要があります。
携帯メールアドレスがなければ登録できないサービスも存在するため、キャリア回線を解約する前に支障がないか確認してから乗り換えましょう。
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★LINEでID検索ができなくなる?
格安SIMでも、通常どおりLINEのトークや無料通話を利用できます。
しかし、LINEで友だちを探したり追加したい場合にLINEのID検索はできません。
ID検索を利用するには契約キャリアでの年齢認証が必要となり、格安SIMではキャリアの年齢認証ができない仕様になっているためです。
しかしコチラはまったく問題ありません!きちんと別の方法があるのですその代替案をご紹介します。
代替案①
【PC版LINEアプリを使う】
PC版のLINEであれば、年齢確認を行わなくてもID検索することが可能です。IDを教えてもらったけど、
MVNOの格安SIMだから検索できないという場合はPC版のLINEで検索することができます。
代替案②
【LINE自分専用URLを発行する】
ID検索を利用できないということと同様に「自分のIDを教えて、リストに加えてもらう」こともできないということです。
ただ、これにも代替方法はあります。LINEには「自分専用URL」を生成する機能があります。
このURLを伝えることで、検索してもらうことが可能になるのです。
ID検索と同じような使い方ができるということ。生成方法は、LINEの「友だち追加」の画面で「招待」を選択すると、
LINEへ招待するメールが自動的に作成されるのですが、その中に自分専用のURLが記載されています。
このURLは変わることがありませんので、保存しておいて今後はこのURLを教えることで検索や友だち追加してもらうことができます。
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★家族割や通話定額プランが少ない
キャリアでは当たり前のようにある家族割ですが、格安SIMでは家族間の通話料やCメールの送受信が無料になるプランはまだ少ないです。
しかし家族割に力を入れている格安SIMもあります。
ただ、1つのプランで複数のSIMカードを発行して1枚あたりの料金を安くしたり、IP電話を利用して通常料金の半額,無料にすることは可能です。
格安SIMへ乗り換えてから通話定額がないプランにしてしまい、通話料が高くなった分あまり安くならなかったという話も聞きます。
LINEのアプリを使用して電話をかける様にアプリを使って国内通話料をお得にする
通話アプリなどを導入しているので、通話が多い方はこちらがおすすめです。
格安SIM会社の中には24時間かけ放題が無料で使えるキャリアもあるのでオススメです!
格安SIMを使うためのポイントその5:家族サービスや通話割引サービスや定額オプションを利用する
・家族割のある格安SIM
●通話割引サービスのある格安SIM
★iPhoneなど一部機種でテザリングが使えない
これはご自身の使用している携帯端末の問題です!
ドコモのAndroid端末では2015年に発売された秋冬モデル以降の端末は格安SIMを使ったテザリングが利用可能です。
それ以前の古い端末では、テザリングを起動するとAPN設定がドコモ純正のSPモードに強制的に切り替えられてしまう制限がありました。
その他、テザリングを行える機種はSIMフリースマホを使うか、iPhone 5s以降のシリーズが利用可能です。
auの場合はAndroid端末でテザリングができますが、iPhoneの場合iOS12以降のiPhone 7 / 7 Plus以降のシリーズではないと対応できません。
この仕様はSIMロックを解除しても同様です。SIMフリースマホであればテザリングは使えますが、対応状況をよく確認しておきましょう。
格安SIMを使うためのポイントその6:テザリング対応機種を確認しておく
★通信速度が遅くなりやすい?
格安SIMはキャリアから間借りした電波帯域を使用して提供しているため、
大元であるキャリアと比べると通信速度が遅くなったり、通信制限が厳しいことがあります。
特に利用者が多いお昼12時~13時頃だと通信速度が軒並み
1Mbpsを下回り、動画視聴などが難しい状態になる格安SIM会社もあるので
バランス〈速度と料金〉をきちんと判断するのが大事なチェックポイントです。
各社、ユーザーの多さや帯域の量などによって速度は変わりますが、環境によってはスムーズに通信できずイライラしてしまうかもしれません。
Otokuサイトでは主要MVNO各社の格安SIM速度ランキングを実施しています。
この中でもマインモバイル、UQ mobileとY!mobile、LinksMateは優秀な成績を収めています。
利用環境や時間帯などによっても左右されますが、格安SIMを選ぶ上で「通信速度」も1つの参考にしてみてください。
格安SIMを使うためのポイントその7:通信速度が速い格安SIM会社を選ぶ!
★故障したときのサポートが不十分?
この認識は現段階では間違っていると思います。
キャリアでは全国各地にショップが設置されているので、安心でしたが!
格安SIMも現在ではかなりの保証があり特に利用されているのがスマートフォン修理専門の法人店舗です。
さらにはインターネットサイトや量販店などでも大手キャリアと変わらないサービスが受けれるので安心です。
また、スマホの画面が割れてしまったなど故障トラブルが発生したとき、これまではショップに駆け込んだら修理を受け付けてくれて代替機を用意してくれました。
量販店などは画面割れなどぐらいでは1時間ぐらいで直してくれますので代替えも必要ありませんね!
むしろ大手キャリアよりサービスが良いと思います。
さらに、最近になって保証サービスを提供するMVNOも増えてきました。
SIMカードのみ購入した場合も、持込端末の保証サービスが適用でき、iPhoneも修理対応の対象機種となっています。
またアップルのホームページから買うと端末の下取りや保険などもありもう大手キャリアに頼る必要はありません!
格安SIMを使うためのポイントその8:サポートサービスのある格安SIM事業者を選ぶ
★乗り換えたあと自分で初期設定が必要
キャリアで端末を購入したときは店員さんが最後まで有料で案内して対応してくれますが、格安SIMでは基本的にウェブ上での申し込みです。
届いたあとは自分で開通手続きや初期設定などを行わないと使えません。
初心者がつまづきやすいAPN設定は詳しい人が近くにいないと中々うまくいかないことが多いです。
下記のリンクではiPhone、AndroidそれぞれのAPN設定方法を解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
格安SIMを使うためのポイントその9:開通手続きや初期設定は自分で行う
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★回線と端末の相性など初心者にはややこしい
格安SIMではキャリアよりも料金プランがシンプルで分かりやすいのが特徴ですが、
SIMカードと端末の相性やSIMロックの話など初心者にはややこしい話もたくさん出てきます。
下記のような内容が理解できていないと、プランを選択するときにどれを選んでいいのか分からなくなってしまいます
。Otokuサイトでは格安SIMにまつわるさまざまな疑問を解決すべく多くの情報を公開しているので、乗り換える前の参考にして下さい。
後悔しやすい!格安スマホの動作確認を確認
「現在のスマホと格安スマホの通信回線が違うから、SIMロック解除をして格安スマホに乗り換えよう!」
…と思った方、SIMロック解除をするのはちょっと待って下さい。
その前にもう1つの注意点、乗り換え先の格安スマホで「動作確認」がされているか必ず確認しておきましょう。
ここでも、後悔先に立たず!実は、動作確認がされていなければ、スマホ端末そのものが通信周波数に非対応となり、使用できない可能性があるのです。
これはスマホの機械そのものの問題なので、SIMロックなどとは別にきちんと確認する必要があります。
動作確認をするには、利用したい格安スマホ会社の公式サイトに掲載されている「動作確認済み機種一覧」をチェックするだけ。
スマホ端末のメーカー名と機種名、通信会社、SIMカードサイズなどの詳細を照らし合わせてみてください。
格安SIMを使うためのポイントその10:わからないことは調べられるようにする
★まとめ:きちんと理解すればスマホ代は安くできる!
以上、格安SIMのデメリットをご紹介しました。
まとめると、通話が多かったりキャリアメールを手放したくなかったり、操作説明などのサポートが必要な方は乗り換えに向いていないと言えるでしょう。
しかし格安SIMは大手3大キャリアの様に独占状態が続いてる業界ではなく競争業界になっているのが現象です。
なので格安SIMキャリア代理店などは無料で設定などもしてくれるのでそんな格安SIM会社を選ぶと良いでしょう!
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★利用しなきゃ損!
〈関連記事〉無料で設定、開通手続き、さらに無料電話でサポートをしてくれくサービス会社はコチラ!
また、裏を返せばこれらのデメリットをクリアできるならスマホ代を大幅に節約できます。デメリットがあるといってもそれぞれ対策はあるので、きちんと理解して使えば毎月のスマホ代を安くできます!
あとは各、格安SIM会社ほとんどが大手3大キャリア〈ドコモ、ソフトバンク、au〉の電波を扱っていますのでお好きな格安SIM会社を選ぶと良いでしょう!!
〈関連記事〉通信速度、サービス、月額料金、キャンペーンを徹底解説!No1はこれだ!!
格安SIMを始めてみようと思った方には、しっかりとデメリットをメリットに変え把握して後悔しない使い方をしてほしいですね。みなさんも自身の使い方を見直して、ぜひ格安SIMを始めてみてはいかがでしょうか?
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